あ〜またあの人と1週間顔合わせないといけないのか。
会社行くの嫌だな〜
いつ異動になるかもわからないし転職でもしようかな。
人間関係に悩んでいて会社を辞めたいと思うことって結構あると思います。
本記事では、人間関係に悩んでる人が思い切って会社をやめる前に考えておきたいことと、取るべき行動についてまとめています。
こんな方におすすめ
- 会社の人間関係に悩んでる人
- 会社に行きたくない人
- もう会社を辞めようと思ってる人
本記事の内容
- 人間関係は辞めたい理由の上位
- 人間関係で悩んでいる人の心理
- 会社を辞めるのは正しいか
- 取るべき行動
- おすすめの本
Contents
人間関係は会社を辞めたい理由の上位
会社を辞めたい理由
・人間関係が悪い
・給料が少ない
・仕事内容にやりがいを感じない
・労働時間に不満がある
・社風が合わない
・将来性が不安
・適正に評価してもらえない
・自分の可能性にチャレンジしたい
・家庭の事情で働きづらくなった
・精神的な理由で辞めたい
・なんとなく
そんなことはありません。
ほとんどの人が悩んでいることなのであなただけではないですよ。
会社を辞めたいと思う理由は色々ありますが、人間関係の悩みが理由になっているケースはとても多いです。
人間関係の悩みの例
- 能力はあるのに上司からパワハラされるから仕事をしにくい
- 一部の人からセクハラを受けてストレスや恐怖を感じている
- 同僚からモラハラを受けている
こんな環境だったら誰でも辛い、辞めたいって思います。
全然おかしいことではないので、自分のことは絶対に責めてはいけません。
働く環境ってとても大事ですよ。
どんなに優秀な人でも、心理的な安全性が保たれていなかったら仕事になりません。
優秀 = 人間関係に悩まない というわけではありません。
どんなに優秀な人でも悩む時は悩みます。
人間関係で悩んでいる人の心理状態
すでに精神的にダメージを受けている時ってなかなか理性的に判断できないことが多いんですよね。
こんな悩みおかしいかな?
相談とかしたら甘いとか思われるかな?
このように自分ひとりで抱え込んでしまうケースが多いです。
人間関係の悩みなんてほぼ全員がどこかしらに抱えていることなので、共感できる話のテーマBEST3には入るんじゃないですかね。
だから自分だけがおかしいとか思ってはいけません。
自分に非がないと思うのであれば堂々としましょう。
注意
- 1人で抱え込み過ぎない
- 自分を責め過ぎない
- 後先考えずに行動はやめよう
理性的に考えられない状態で、一人で抱え込んで答えを急ぐのはやめた方がいいです。
自分ひとりで考えきれないと思ったら身近な人に相談しましょう。
先輩や頼れる上司、友人や家族など信頼できる人に相談するのも良い方向へ進むためには大事です。
愚痴を言うのではなく、自分ひとりではどう行動すればいいかわからないからそのアドバイスをもらうという姿勢で相談をすればきっと聞いてくれるはずです。
人間関係に悩んで会社を辞めるのはあり?
結論、その人の置かれている状況に依ります。
会社を辞めた後は転職がメジャーだと思います。
ここで問題なのは、どこにだって自分と合わない人はいる可能性はあるということです。
転職にも一定のリスクは付き物だということもしっかり認識する必要があるんですよね。
思い立ったらすぐ行動の精神は良いことなんですが、転職先に理想の人間関係が待っているとは限らないことを理解しましょう。
(とはいえ今よりはマシかもですが)
改めて他の「会社を辞めたい理由」を見てみましょう。
会社を辞めたい理由
・人間関係が悪い
・給料が少ない
・仕事内容にやりがいを感じない
・労働時間に不満がある
・社風が合わない
・将来性が不安
・適正に評価してもらえない
・自分の可能性にチャレンジしたい
・家庭の事情で働きづらくなった
・精神的な理由で辞めたい
・なんとなく
人によっては仕事や職場に何を求めるかも違いますが、だいたい求めるものって複数ありますよね?
今の会社を辞めたい理由は人間関係かもしれませんが、総合的に見たらどうなのか?ということも考えないといけないですよ。
たとえば、このような変化だったら自分の決断に納得できますか?
一例ですが、こういうことも起こる可能性はあります。
- 人間関係がどれくらい重要な要素であるかを理解する
- 「転職」以外の対処法はないか?と合理的に考える
この2観点であくまで合理的に考えることが大事ですよ。
じゃあどうやって考えればいいの?という問にお答えします!
人間関係の悩みへの対処法
そもそもパワハラ、セクハラ、モラハラに悩んでいる場合、あなたに非がないのに被害者であるあなたが組織を抜けなきゃいけないっておかしいんです。
人間関係の悩みへの対処法は転職だけではないとお伝えしました。
人間関係の悩みが解決するパターンは次の4通りしかありません。
- あなたが組織を抜ける(転職)
- あなたが組織を抜ける(社内異動)
- あなたを悩ませている人物が組織を抜ける
- 組織のメンバーは変わらないが関係が改善される
まず、これら4つのうちどこを目指すのかを決めましょう。
あなたが組織を抜ける(転職)
- 社内異動は難しそう
- 総合的に判断して転職すべきと判断した
- 組織が変わる見込みがない
ここらへんの理由があると転職という選択が妥当です。
きっかけは「人間関係」だけど、よく考えてみたら「給料」「労働時間」「モチベーション」など他の要素もそんなに良くないパターンですね。
もしくは他の要素もそこまで悪くないもの、今の状態を脱する手立てがない状態です。
- 会社の人事が機能してくれない
- 他にも相談できる人がいない
などの状態だと、このゴールを目指さざるを得ないですね。
でも転職自体は全然悪いことではないですし、最近はもはや転職なんて当たり前の文化なのでそこまで気にしなくて大丈夫です。
ただ、転職する時に必ず聞かれる「転職の理由」については別途考える必要があります。
一般的にネガティブな理由は避けられがちだということに加えて、企業が応募者に質問するうえで見定めたいことである下記2点に答える内容にならないからです。
- 自社で活躍してくれそうか?
- 自社で長期就業してくれそうか?
ここらへんについては、別記事でも紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
-
【オファー殺到】転職サイトのプロフィールの書き方が分岐点
と思うかもしれませんが、それ自体は全然問題ありません。
なぜならほとんどの人が現職に何かしら不満がある状態で転職するからです。
本音は人間関係や給料面、仕事に飽きたからみたいな人はたくさんいます。
本音をただぶっちゃけるだけでは転職もかなり苦戦します。
面接に備えてみんな準備しているんですよね。
もし現時点で転職はしたいけど自分の状況を踏まえてどうすればうまく転職できるか不安な方は、一度転職エージェントに相談するのもありかもしれません。
転職エージェントは、過去何人もの転職希望者を見てきています。
何回も選考を支援しているため、個々の状況や性格・能力に応じて転職方法の相談に乗ってくれます。
中にはいい加減なエージェントもいるので、そこは見極めが大事です。
ちなみにエージェントの見極め方については別記事で紹介しているので気になる方は読んでみてください!
-
【実体験】転職エージェントの選び方|仕組み、見極めポイントについてお伝えします!
相談するだけなら無料なのでまずは登録して相談してみるだけでもOKです。
ちなみに転職エージェントは世の中にたくさんあります。
迷ったり選び方が分からない時は、
- 大手から攻める
- 複数登録する
をおすすめします!
この2社は転職支援会社で最大手なので、案件数も豊富です。
まずは上記2社から登録し相談だけでもしてみてはいかがでしょうか?
あなたが組織を抜ける(社内異動)
- 総合的に判断した時に今の会社にいたい
- 社内異動もアリだと考えている
- 実際に異動が可能そう
これらの場合は、社内異動を申し出るかたちで解決を目指します。
ただ、あくまでも今の状態を一定期間耐え抜く前提の話になります。
悩みの深さに応じて慎重に判断しましょう。
あなたを悩ませている人物が組織を抜ける
- 総合的に判断した時に今の会社にいたい
- 会社に適切な相談先があり対応見込みがある
- 自分を悩ませている人が異動・退職予定
これらの条件が揃った場合は、このゴールを目指す感じになります。
ただ、これも人事異動のタイミングなどに依存してしまうため、前項目と同様今の状態を一定期間耐え抜く期間は生じます。
注意
すでに精神的にかなり辛く身体的にも影響が出ている場合は、
無理せず人事・労務に相談したり休職なども視野に入れましょう。
あくまでも健康第一です。
ちなみに、私も休職経験があります。
休職歴があっても転職は可能なので、そこまで深刻な話ではないので安心してください。
もちろん休職歴を嫌がる企業もあるかとは思いますが気にしない企業も全然あります。
実際、私も休職歴を告げた状態で内定をもらえました。
詳しくはこちらの記事に書いてあるのでよかったら読んでみてください。
-
休職してても転職はできる! | 絶対に知っておいた方がいいこと
組織のメンバーは変わらないが関係が改善される
最後はこのパターンですね。
ただ、人の性格ってそんなに変わらないのであまり現実的ではないです。
たとえば、もしあなたが会社の人事部などに相談したあとに、問題の人が一時的に態度を改めたとしましょう。
もし一時的には緩和したとしても、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」「三つ子の魂百まで」です。
人の気質なんてそんな短期間で変わらないですよ。
むしろ、異動など物理的な対応策を講じない組織を疑いましょう。
同じことを繰り返すだけなので、あなたのためになりません。
個人的にはあまり望みは持ちすぎない方が良いと思います。
人間関係で悩みたくない人へおすすめの本
ここまで読んでいただいた方の中には、
- 自分はあの人無理だけど他の人はそうでもない
- 悩んでるけど自分の努力不足かな
- 自分にも何か問題があるのかもしれない
こう思う人もいるかもしれません。
たしかに、人間関係ってパワハラとかセクハラみたいなわかりやすいものだけではないですよね。
普段はいい人だけど気分屋なところがある上司に悩まされている
言ってることは正しいけど口調や態度がキツい人に悩まされている
人間関係に悩んでいる方は共感性が高くて、人の気持ちを考えすぎるタイプだと思います。
とても素敵なことではあるのですが、少し鈍感なくらいの方がストレスなく生活できるのも事実です。
「考えすぎ・気を使いすぎ」がゆえにストレスに感じているのであれば、「考えすぎない、気を使いすぎない」ように意識を変えてみるのもありですよ。
まずはあなたがコントロールできる範囲のことでしか悩まないという方針に変えるのはいかがですか??
ちなみに私も人間関係に悩んだ経験があるからこそこの記事を書いてます。
悩んでいた時に読んでとても為になった本をご紹介します。
- ストレスなく人と関わりたい
- 人の考えが気になりすぎる
- 人の発言などが気になりすぎる
このような性質を持っていると感じたならば、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
嫌われる勇気
軽く紹介
- アドラー心理学の入門書
- 100万部超えの大ベストセラー
- 哲人(教える人)と青年(質問する人)の対話形式
- トラウマを否定するなど驚愕な展開アリ
反応しない練習
軽く紹介
- ブッダの教えを基にした原始仏教の入門書
- でも別に宗教っぽくはない
- 全ての苦しみは反応することから生じる
- 反応は欲から生まれる
- 反応しないための解決法を伝授
まとめ
いかがでしたか??
今回は人間関係の悩みで会社を辞めたいと考えている方向けに以下を記事にしました。
本記事の内容
- 人間関係は辞めたい理由の上位
- 人間関係で悩んでいる人の心理
- 会社を辞めるのは正しいか
- 取るべき行動
- おすすめの本
おさらい
- 人間関係で悩んでいるのはあなただけじゃない
- 一人で抱え込み過ぎず人に相談しよう
- 解決策は転職だけじゃない
- まずはゴールを決めて、それから行動しよう
- 大前提、健康が最優先。 辛かったら休むべき。
- 本を読むのもためになりますよ
ぜひ参考にしてみてください!