転職したいなぁ。
でも転職ってどうやってやればいいのかな?
そもそもの手順も分からないし、案件ってどうやって探せばいいんだろう。
転職の情報収集ってどうやってやればいいのかな。
こんな悩みにお答えします!
こんな方におすすめ
- 転職初心者
- 転職活動がはかどらない人
- 応募先の絞り込みができない人
本記事の内容
- 転職情報の種類分け
- 転職の流れをシンプルに解説
- 転職活動が捗らない理由
- 求人情報の集め方
- 求人情報の選び方
記事執筆の背景
転職活動をはじめた頃、私も色んな情報を漁っていました。おすすめサイトとかの記事は結構ありましたが、転職活動においてやるべきことをシンプルにまとめた記事って個人的には少ない気がしていたので本記事を執筆しています。
内容についてサクッと知りたい人向けに結論からお伝えします。
転職活動に関する情報は4つに分ける
- 全体的な話(軸の話、活動の流れ、コツ)
- 企業の求人情報
- 企業の選定に使う情報
- 選考対策の情報
注意
・自分の進捗状況に応じて必要な情報は違う
・今の自分に何が必要なのか見極めよう
転職活動は下記7フェーズ
- 自分の転職の軸を決める(準備)
- 軸に沿った求人を集める(準備)
- 集めた求人から応募する求人を絞り込む(準備)
- 履歴書と職務経歴書を作成する(選考)
- 応募(履歴書・職務経歴書の提出)(選考)
- 面接2~3回程度(選考)
- オファー(選考)
注意
・最初の「転職の軸を決める」は超重要
・ここが疎かだと無限ループにハマります
・行き詰まったら相談しよう
求人情報集めは下記6つから
- 企業のHPや採用ブログを確認
- 友人に紹介してもらう
- Wantedlyに登録
- 転職サイトに登録
- 転職エージェントに登録
- 転職フェアに参加
情報集めるなら併用がおすすめ
- 転職サイトに登録
- Wantedlyに登録
- 転職エージェントに登録
おすすめの転職エージェント
注意
・情報収集手段はたくさんあるけどメリット・デメリットあり
・最初のうちは絞り込みすぎないようにする
・転職サイト・Wantedlyなどに登録してまずは市場を大きく見るのがおすすめ
転職の軸が決まってない人は上記サイトに登録する前にまずは軸決めから
企業選定のための情報収集は下記5つ
- 自分の転職の軸をより詳細にして絞り込む
- OB・OG訪問する
- 口コミサイトを使う
- 企業のHPを確認する
- メディアの記事を読む
一つずつ解説していきます。
Contents
転職の情報収集の前に|情報の種類分け
漠然と「情報が足らない」ではなく「どんな情報がほしいか」「何のために情報がほしいか」を客観的に認識できる状態じゃないと、世の中に出回っている情報に振り回されるだけになってしまいます。
- 転職活動のやり方が知りたい
- 求人情報の集め方が知りたい
- 求人情報の選び方が知りたい
- 特定の企業のリアルな情報が知りたい
目的意識を持たないと、新しい情報と出会う度に振り回されてとても疲れます汗
振り回されてる状態だと転職自体も苦戦する可能性が高く、精神的にもかなり疲れる期間が続いてしまうので戦略的にいきましょう。
色々な情報に振り回されずにシンプルに思考・行動するのであれば、情報の分け方としては下記を参考にすると良いかと思います。
- 全体的な話(軸の話、活動の流れ、コツ)
- 企業の求人情報
- 企業の選定に使う情報
- 選考対策の情報
この4つの情報が十分にあれば転職成功に大きく近づきます。
①〜④それぞれで情報の入手方法もタイミングも違います。
まずは、転職活動の流れを把握して、
- 自分が今どのフェーズなのか
- それゆえどのような情報が必要か
を見極める必要があります。
転職の流れを解説します
転職の流れ(シンプル版)
- 応募したい企業を選ぶ
- 選考を受けて内定をもらう
これだけです。
本当はとてもシンプルです。
世の中に色んな情報が溢れているのはこの2つを行うためにそれぞれ必要な作業があるからです。
それぞれのステップで必要な作業を細かくすると下記になります。
転職の流れ(詳細版)
- 自分の転職の軸を決める(準備)
- 軸に沿った求人を集める(準備)
- 集めた求人から応募する求人を絞り込む(準備)
- 履歴書と職務経歴書を作成する(選考)
- 応募(履歴書・職務経歴書の提出)(選考)
- 面接2~3回程度(選考)
- オファー(選考)
自分が①〜⑦のどのステップにいるのかを把握しましょう。
各ステップで必要な情報は異なります。
たとえば、
・転職サイトの比較情報などは主に②の人
・エージェント比較情報はもう少し範囲が広く①〜④の人
・面接対策の話は⑤〜⑥あたりにいる人
自分がどのフェーズなのかを把握しないままずっとネットサーフィンして情報を集めると効率が悪いです。
自分の転職の軸が不明確なのに、とりあえずエージェントに登録して気づいたら選考を受けることになる可能性もあります。
実際私は転職をはじめて最初の数ヶ月はその状態でした。
情報収集も大事ですが、ステップの進み方にも気をつけた方が良いです。
特に①の「自分の転職の軸を決める」は最重要なので急いで②以降に進むのは辞めたほうがいいです。
①が疎かだと、上記の①〜⑥の過程を何度も繰り返してしまうので要注意です。
ここまでのおさらい
【転職に関する情報は大きく分けて4つ】
・転職全体の話
・企業の求人情報
・企業の選定に使う情報
・選考対策の情報
【転職の流れは7段階】
(準備)
①自分の転職の軸を決める
②軸に沿った求人を集める
③集めた求人から応募する求人を絞り込む
(選考)
④履歴書と職務経歴書を作成する
⑤応募(履歴書・職務経歴書の提出)
⑥面接2~3回程度
⑦オファー
【特に「①自分の転職の軸を決める」は超重要】
転職活動が捗らない理由
ここまで理解していても、転職が捗らないという方もいます。
その要因は下記です。
・自分がどのフェーズか理解していない
・今のゴールイメージを持っていない
・ゴール達成を早める情報源や仕組みが不足
・必要な作業時間が足りていない
それぞれの段階で上記を分析、思考、実行できていれば必然的に転職活動は前に進みます。
本記事では「転職初心者」「転職活動が捗らない人」「応募先企業が絞り込めない人」に向けて、
- 自分の転職の軸を決める
- 軸に沿った求人を集める
- 集めた求人から応募する求人を絞り込む
このフェーズの具体的な動き方について解説します。
自分の転職の軸を決める
ここは最も重要ですがとてもむずかしい作業です。
これを一番最初に徹底して行う必要があるのは、その後の作業に大きく影響を与えるからです。
自分の軸が全然絞り込めていないと後続の作業が進みません。
- 軸に沿った求人を集める
- 集めた求人から応募する求人を絞り込む
「年収が高い」「都内勤務」だけだとものすごい量の求人が対象になりますよね。
仮になんとなく求人を絞ったとしても、面接でうまく受け答えができなくなり失敗します。
軸決めは個人の価値観の問題なので自分で答えを出すしかなく、これだけやっていればOKというノウハウもありません。
自分だけで正解が出しきれない時は、他の人に相談するなどして自分の思考を整理するなどの工夫も必要です。
何よりもゴールをイメージしながら言語化して進めましょう。
ゴール
・希望職種、業界が決まっている状態
・希望する企業の規模が決まっている状態
・なぜ転職したいのか語れる状態
・転職先で得たいものは何か語れる状態(スキル・環境)
最低でもここらへんはしっかり定めておいた方がいいです。
活動を進めるにつれて多少は変わっても良いですが、ここだけは絶対に実現したいというラインを決めましょう。
自分の軸がぼやけていると求人選定ができませんし、いずれ訪れる面接でも受け答えに詰まります。
上図のように都内しか絞り込み条件がないとこんなに多くの求人が出てきてしまいます。
方法
・自分が本当に望むものを箇条書きで良いから書き出す
・友人・知人に相談してみる
・転職サイトの軸の切り方を参照する
まずは自分で考えてみることを勧めますが、行き詰まったら信頼できる人に相談しましょう。
また、そもそも希望が出てこない場合は試しに転職サイトに登録してみるのもありです。
転職サイトでは求人を絞り込むために軸となる項目があるので、その項目を見ながら自分の軸を決めましょう。
軸に沿った求人情報を集める
ゴール
・興味がある求人が10~20くらいある状態
・その後も定期的に新しい求人を入手できる状態
方法
・企業のHPや採用ブログを確認
・友人に紹介してもらう
・Wantedlyに登録
・転職サイトに登録
・転職エージェントに登録
・転職フェアに参加
たとえば上記のようにゴール設定します。
10~20も興味ある求人なんてないという方もいらっしゃるかもしれませんが、この時点ではそこまで厳選しなくても良いかなと思います。
職種 × 勤務地 × 年収 × 事業に対する興味 くらいの切り方でいいです。
次に求人情報をどうやって集めるかについてですが、オンライン・オフライン合わせると手法はたくさんあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルにあったものを選んで効率よく進めましょう。
企業のHPを確認する
メリット
・企業の事業・文化について細かくわかる
・採用ブログなどで社員の雰囲気がわかる
・IR情報などを通して事業の成長性が見える
デメリット
・自分の知っている企業でしか使えない方法
・一つずつ確認するのは時間がかかる
・企業のHPなのでいいことしか書いてない
すでに気になっている企業がある場合には、その企業が中途採用しているのか調べられるのでおすすめです。
また、事業についての詳細情報も載っていることが多いですし、採用ページには現場の社員の方なども載っていることが多いので、会社の雰囲気をより詳細に知りたい場合にも使えます。
ただこの方法だけで情報収集しているとかなり時間がかかるので他の方法と併用しましょう。
また、転職サイトなど他の方法も用いることで自分の知らなかった企業との出会いにも繋がります。
友人に紹介してもらう
メリット
・細部まで情報収集が可能
・面接対策もしやすい
・入社後知り合いがいる
デメリット
・情報が偏るリスクもある
リファラル採用と呼ばれる枠です。
もし自分の気になっている企業に勤めている友人・知人がいる場合は、相談するのもありです。
ただ、友人経由でしか情報が入ってこないと情報に偏りが乗じる可能性もあるので、可能であれば友人経由で何人か社員の方を紹介してもらったりすると良いと思います。
転職サイトに登録する
メリット
・求人情報が多い
・定期的にスカウトメールなどももらえる
・自分の市場価値が測りやすい
デメリット
・プロフィールを作る必要がある
・プロフィールや求人の絞り込みによっては興味ない求人も届く
・色んなエージェントや興味ないスカウトメールがくる
転職サイトに登録すると、色んな求人を見ることができます。
希望条件を入力したらそれに応じた案件を閲覧できるのでとても効率的に情報収集ができます。
また転職サイトの登録や求人閲覧は基本的に無料です。
プロフィール欄を作り込むことで企業からスカウトメールも受け取ることができます。
プロフィールの書き方について記事にしているので作り方が分からない方は参考にしてみてください。
-
【オファー殺到】転職サイトのプロフィールの書き方が分岐点
Wantedlyに登録する
メリット
・IT・ベンチャー界隈の求人が豊富
・スカウトがくる
・企業やメンバーの情報が見れる
デメリット
・IT・ベンチャー界隈以外の求人は少ない
・プロフィールはある程度作る必要あり
IT・ベンチャー系の企業に興味関心が強い方にはおすすめです。
とても使いやすいので、私も転職活動中はよく使っていました。
今後大手企業などのアカウントも増やしていく方針のようなので今後に期待です。
転職エージェントに登録する
メリット
・非公開求人も紹介してもらえる
・書類添削・面接対策もしてもらえる
・企業との事務連絡は代行してくれる
・年収交渉などもしてもらえる
デメリット
・エージェントによって当たりはずれがある
・情報源としてはやや偏りがち
・転職意欲や転職成功可能性が低いと見放される
求人情報の収集という観点では、エージェントの強みは非公開求人の紹介にあります。
また、求人情報とは少し離れますが、書類添削や面接対策など他の情報も集められるため、転職サイトなどと併用するととても捗ります。
ただ、エージェントは会社や担当者レベルで質に差があるため、一概に全てのエージェントをおすすめできるわけではありません。
詳しくはエージェントの見極め方の記事を書いていますので参考にしてください。
-
【実体験】転職エージェントの選び方|仕組み、見極めポイントについてお伝えします!
おすすめの転職エージェント)
エージェントは複数利用してみて自分に合ったエージェントを決めるという手順で良いです。
大手の方が抱えている求人数も豊富なので、迷ったらまずは上記2社に登録して一度面談してみるが良いと思います。
転職フェアに参加する
メリット
・短時間で複数の企業を一度に見ることができる
・社員と対面で話せるので雰囲気がつかめる
・面接よりも深い質問がしやすい
デメリット
・現地に足を運ぶ必要がある
・定期的にしか開催されない
・人気企業は待ち時間発生
あくまで対面で情報収集したい方はおすすめです。
有名どころだとdodaが転職イベントをやっているので参考にしてみてください。
集めた求人から応募する求人を絞り込む
上記の流れを終えて求人情報が集まったら、次はそこから更に絞り込む作業に入ります。
求人情報には「つい応募したくなるようないいこと」しか書いていません。
いい面ばかりを信じ込んで入ってみたら想像と全然違っていたというミスマッチを起こさないためにも、企業の情報はできるだけ細部まで調べる必要があります。
ここでは、求人収集→絞り込みの段階で情報収集するための方法を紹介します。
企業選定の方法
- 自分の転職の軸をより詳細にして絞り込む
- OB・OG訪問する
- 口コミサイトを使う
- 企業のHPを確認する
- メディアの記事を読む
口コミサイトを使う
いくつかありますが、圧倒的に効率が良いのは口コミサイトです。
情報量がかなり多いので時間がなくてもインターネット環境さえあれば大量の口コミを確認できます。
おすすめサイトは下記です。
口コミサイトってサクラじゃないの?って気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
口コミサイトの信憑性、使い方などについてまとめています。
-
転職口コミサイトの信憑性って実際どうなの? おすすめサイト、使い方、詳しく教えます!
OB・OG訪問する
とはいえネットの情報だけだと不安という方もいると思います。
そんな方は、転職者向けのOB・OG訪問サービスを活用することをおすすめします。
おすすめOB訪問サイト
こちらのサービスは私も転職活動中に使用しました。
下記のような人にはおすすめです。
・実際にその業界で働いてる人の話を聞きたい
・気になる企業に現役で勤めている方の話を聞きたい
CREEDOの特徴
- OB・OGの数が豊富
- 検索機能が使いやすい
- 気になった人とチャットでやり取りできる
- 0円〜500円程度で相談可能(OB・OG毎に設定)
- 支払いはクレジットなどでかんたんにできる
気になる方はぜひ活用してみてください!
企業のHPを確認する
気になっている企業のHPは必ず確認しましょう。
特に以下の項目は見ておいた方が良いです。
- 理念・ビジョン
- 事業内容
- IR情報
理念・ビジョンへの共感はその会社で働くうえでとても大切なことです。
そこへの共感がなければ、仕事をしていくうえでどこかで噛み合わなくなってきます。
また事業内容にも目を通したうえで、自分が入社したらこんなことがやりたいというイメージを持つこともとても大事です。
IR情報は、投資家向けに企業が公開している情報のことです。
客観的に数字でその企業の状況を把握するのに適しています。
まとめ
今回は転職活動の情報についてまとめました。
最後にもう一度要点をおさらいしつつ、動き方の注意点やおすすめをまとめます。
転職情報は4つに分ける
- 全体的な話(軸の話、活動の流れ、コツ)
- 企業の求人情報
- 企業の選定に使う情報
- 選考対策の情報
注意
・自分の進捗状況に応じて必要な情報は違う
・今の自分に何が必要なのか見極めよう
転職活動は下記7フェーズ
- 自分の転職の軸を決める(準備)
- 軸に沿った求人を集める(準備)
- 集めた求人から応募する求人を絞り込む(準備)
- 履歴書と職務経歴書を作成する(選考)
- 応募(履歴書・職務経歴書の提出)(選考)
- 面接2~3回程度(選考)
- オファー(選考)
注意
・最初の「転職の軸を決める」は超重要
・ここが疎かだと無限ループにハマります
・行き詰まったら相談しよう
求人情報集めは下記6つから
- 企業のHPや採用ブログを確認
- 友人に紹介してもらう
- Wantedlyに登録
- 転職サイトに登録
- 転職エージェントに登録
- 転職フェアに参加
情報集めるなら併用がおすすめ
- 転職サイトに登録
- Wantedlyに登録
- 転職エージェントに登録
注意
・情報収集手段はたくさんあるけどメリット・デメリットあり
・最初のうちは絞り込みすぎないようにする
・転職サイト・Wantedlyなどに登録してまずは市場を大きく見るのがおすすめ
転職の軸が決まってない人は上記サイトに登録する前にまずは軸決めから
企業選定のための情報収集は下記5つ
- 自分の転職の軸をより詳細にして絞り込む
- OB・OG訪問する
- 口コミサイトを使う
- 企業のHPを確認する
- メディアの記事を読む
ぜひ参考にしてみてください!