転職一般

転職が当たり前の時代でどう動くか|転職すべきかどうかの判断基準を持とう

転職が当たり前の時代でどう動くか|転職すべきかどうかの判断基準を持とう

 

周り見ると結構転職してる人多いなぁ。

なんか昔と比べて転職が当たり前になってる気がする。

もしかして時代の流れに乗らないとやばいのかな...

 

 

こんな悩みにお答えします!

 

 

こんな方におすすめ

  • 今の会社に不満がある人
  • 転職を考えてる人

 

 

 

 

本記事の内容

  • 転職活動に関するデータ(活動経験・印象)
  • 転職が当たり前な時代になった理由
  • 意識すべきこと
  • 転職した方がいい人の特徴
  • 転職しない方がいい人の特徴

 

 

 

社会人歴が3年〜5年くらいになると転職する人も結構出てきます。

 

 

私も転職経験があるのですが転職って結構孤独です。。

 

 

転職は自分の考えで動くべきとは分かっているものの、ついネットの情報に踊らされがちになると思いました。

 

 

特に最近は転職が当たり前という雰囲気がありますし、周囲もみんな転職してるとなるとつい流されてしまいがちです。

 

 

私も転職活動初期は思考がぼやけて迷走してしまっていました。

 

 

本記事では転職初期の私と同じような境遇の方向けに、周囲やネットの情報に流されず合理的に判断するための基準についてまとめました。

 

 

それでは順を追って解説していきます!

 

Contents

転職が当たり前の時代でどう動くか|転職すべきかどうかの判断基準を持とう

判断基準を持つ

 

最近は転職が当たり前の世の中になってきました。

 

 

みなさんの周りにも転職経験者の方はたくさんいらっしゃると思います。

 

 

身近な友人とかがみんな転職してるのを見ると、「あれ?転職しないとやばいのかな?」と思ってしまうかもしれません。

 

 

確かに転職すべき状況なのに変化を恐れて動かないのはやばいですが、

 

 

何も考えずに周囲に流されて動くのはもっとやばいです。

 

 

周囲の流れに置いていかれて焦っている人が認識するべきことは下記3つです。

 

 

  • 転職すべき人はどんな人か
  • 転職しない方がいい人はどんな人か
  • 自分はどちらのタイプか

 

 

 

みんな転職してるからという理由だけで動くのはあまり正しいとは言えません。

 

 

多数派に乗ることが必ずしも正しいとは言えませんからね。

 

 

本記事では、認識すべき項目を一つずつ解説していきます!

 

 

転職はどれくらい当たり前? まずはデータで確認

 

  • 転職すべき人はどんな人か
  • 転職しない方がいい人はどんな人か
  • 自分はどちらのタイプか

 

 

この3つがわかっていれば良しとお伝えしましたが、

 

 

とはいえ転職が今の時代どれくらい当たり前になっているのかはやはり気になるところだと思います。

 

 

当たり前度合いを図るためにはデータで見てみましょう。

 

 

転職・転職活動の経験者は6割以上

 

 

上記はリクナビNEXTが2019年に全国の20代~50代の働く男女209人(男性:120人、女性:89人)にアンケート調査した結果です。

 

 

だいたい3人に2人程度は転職活動の経験があるということになります。

 

 

実際に自分の職場にいる人を見ても新卒と中途だと中途の方が人数は多いです。

 

 

びっくりしたのは20代でも6割以上の人が転職活動の経験があることですね。

 

 

でもなんか若いうちに転職すると「お前は逃げただけだ」とか「根性がない」とか言われそうじゃないですか...?

 

 

転職することで世の中的にはどんなふうに思われるのかって多少は気になりますよね。

 

 

転職に対するイメージはポジティブの方が多い

転職に対するイメージ調査

 

 

こちらは転職支援会社大手dodaが1,200名の会社員に行った「転職に対するイメージ調査」の結果です。

 

 

転職へのイメージはポジティブな人の方が多いみたいです。

 

 

まぁ転職経験者の方が多いわけですからある程度は必然的な結果ですかね。

 

 

20代はだいぶポジティブに寄っています。

 

 

意外なのは60代の方もポジティブな比率が多いということですね。

 

 

 

社会人として仕事の酸いも甘いも分かっている方が今の世間を見た上でこのように回答している真意は気になるところです。

 

 

 

40代、50代の人もネガティブ比率は比較的高めとはいえ、過半数はポジティブな印象を持っているようです。

 

 

 

転職が当たり前の世の中になってきて、イメージ的にもだいぶマイルドな印象になっているのは間違いないようです。

 

転職が当たり前になったのは必然|これからは何ができるかが大事

転職が当たり前になったのは必然|これからは何ができるかが大事

 

 

転職活動に関するデータやアンケートは一通り分かりました。

 

 

 

やっぱりデータで見ても転職は当たり前だし、

世の中的にもポジティブに見られてるんだから、

転職したほうがいいんじゃないの?

 

 

これだと根本的な解決になっていません。

 

 

「なぜ転職が当たり前の時代になったのか」を理解しなければ下記2つが理解できないからです。

 

 

  • 転職すべき人はどんな人か
  • 転職しない方がいい人はどんな人か

 

 

「転職するのが当たり前だから」という理由で動くのはおすすめしません。

 

 

それよりもなぜ当たり前なのかという部分を考えましょう。

 

 

背景には下記のような要因や流れがあると考えています。

 

 

転職が当たり前になるまでの流れ

  1. 終身雇用や年功序列は高度経済成長時代の名残でしかない
  2. 現在の日本は経済成長は停滞し少子高齢化なため昔とは前提が違う
  3. 現在の日本の状況だと終身雇用、年功序列は経済合理性に欠ける
  4. 企業はどこも競争を勝ち抜くのに必死でコスト削減せざるを得ない
  5. コスト削減の対象が人件費になりがち
  6. テクノロジーの進化で必要な人材が変化・減少しているので当然
  7. 世の中の変化もテクノロジーの進化によって加速
  8. 企業は変化の早い市場で勝ち抜くために即戦力を求めがち
  9. ジェネラリストよりスペシャリストの需要が高まっている
  10. 「どこで何年働いていたか」より「何ができるか」の時代

 

 

 

専門家ではないですが、大筋は合っていると思います。

 

 

 

つまり大企業の所属自体に価値を見出し、会社にキャリアを委ねる時代は終わったということです。

 

 

 

自分は何ができる人間なのかを突き詰めていく時代です。

 

 

 

ここまで読んでいただければ分かると思いますが、「何ができるかを語れる人間になる」ための方法の1つに転職があるというだけなんですよね。

 

 

でも実際は人間関係や給与などが原因で転職を考える人が多いです。

 

 

 

【人間関係に疲れた】会社を辞めたいと思った時に考えるべきこと
会社を辞めたいと思った時に考えるべきこと|人間関係がほとんど

 

 

 

人間関係や給与もとても大事なことなので重視して全然OKなのですが、

 

 

 

同時に上記の流れを理解して自分の市場価値も意識しましょうというのが伝えたいことです。

 

 

 

大企業に居続けることは悪か?

 

自分の市場価値かぁ....

今いる会社は大企業だし給料もいいけど、

市場価値上げるなら辞めた方がいいのかな。

フリーランスとかで稼いでる人いっぱいいるし。

 

 

よくフリーランス界隈では、「サラリーマンはオワコン」とか「とりあえず会社辞めた方がいい」とかいう人が多いです。

 

 

 

確かに一理はあるものの、リスクの方が大きいのであまり鵜呑みにしないことを個人的には勧めます。

 

 

 

現在それなりの規模の企業に勤めているなら、今の機会を最大限活用するに越したことはないです。

 

 

 

もちろん、

 

 

  • 大企業に所属していることだけに価値を感じている
  • 企業名でドヤ顔したい
  • このまま居座っていれば1,000万近くいくっしょ

 

 

的な考えだとちょっと危ないです。

 

 

 

でも「何ができるかを語れる人間になる」ための環境として大企業は有効活用できます。

 

 

 

大企業で市場価値を高められる理由

  • 個人やベンチャーでは経験できない仕事ができる
  • ヒト・モノ・カネ・情報が豊富
  • 給与を貰いながら学び続けられる

 

 

 

一方で、大企業にいると若手のうちは単純作業などしかできず労働力を徒に消費されるリスクもあります。

 

 

 

こればっかりは企業ごとの文化によるところなので一概には言えませんが、

 

 

 

常に「自分の市場価値を高め続けるには?」と自問自答しながら過ごす必要があります。

 

 

 

これは能動的に自分を律することができない人にとってはかなり難易度が高めです。

 

 

 

ほとんどの人はこれができず、魅力的な大企業という環境がいつの間にか「ぬるま湯」に変わってしまうのです。

 

 

 

転職が当たり前の時代に、大企業でも個人の市場価値を高め続けるためには、

 

 

 

転職サイトに登録して一度レジュメを作ってみることを勧めます。

 

 

【オファー殺到】転職サイトのプロフィールの書き方が分岐点

 

 

特に新卒〜3年目くらいまでの方は今すぐにやってみることを勧めます。

 

 

 

現時点で転職を考えてなくてもやる価値アリです。

 

 

 

私も新卒入社したばかりの頃すぐに登録しました。

 

 

 

登録してレジュメを仕上げるだけでも価値がありますが、

 

 

 

  • 自分の現在の市場価値を知る
  • 転職市場を知る
  • 需要のあるスキルや経験を知る

 

 

 

ここらへんの知識が身につくこともとても大事です。

 

 

なるほど、転職サイトかぁ...

でもどれに登録すればいいのかな。

 

 

はじめてで分からない人はとりあえず大手に登録しておきましょう。

 

 

理由は掲載案件数が多いからです。

 

 

 

 

こんな人は転職した方がいい

こんな人は転職した方がいい

 

なぜ転職が当たり前になっているかを解説してきました。

 

 

 

これまでの話をふまえて、転職した方がいい人の特徴をピックアップしていきます。

 

 

 

転職した方がいい人の特徴

  1. 自社でスキルアップを見込めない
  2. 自社の成長性が見込めない
  3. 今の職種・業界の成長性が見込めない
  4. 労働環境が悪すぎる
  5. 人間関係が悪すぎる
  6. 評価が正当でなく待遇が悪すぎる

 

 

 

大きく分けると2観点です。

 

  • 1〜3は、自分の市場価値を上げるには?という観点
  • 4〜6は、努力する環境として適しているか?という観点

 

 

 

個人的には1〜3に当てはまるのであればそれだけで転職した方がいいと思います。

 

 

 

4〜6は程度の差があるので一概には言えないのと、改善するための打ち手が転職以外にもあります。

 

 

 

これだけで転職した方がいいとは言い切れませんが検討する価値ありという感じです。

 

 

 

会社の成長性?

職種、業界の成長性?

そんな視点で考えないといけないの?

 

 

 

自分の転職の話をしていたのに急にスケールが大きくなって不安になるかもしれません。

 

 

 

でも結論としては、この規模で考えた方が良いです。

 

 

理由は下記です。

 

 

会社の成長性が大事な理由

  • 「何ができるか」を語るためには実績が必要だから
  • そのためにはチャレンジさせてくれる風土が必要だから
  • 成長している企業の方がチャレンジ機会が豊富だから

 

 

 

転職市場では「何ができるか」を問われます。

 

 

 

その時に、「やったことないけどやればできると思います」では採用されません。

 

 

 

実績に基づいて数字で語れる状態をいかに作れるかはとても重要になってきます。

 

 

 

第二新卒などの若手であればまだポテンシャルを見てもらえることもあると思いますが、

 

 

 

30代を過ぎてくるとそういうわけにはいきません。

 

 

 

中長期的に見て市場で価値ある人材になるためにはどうすれば良いか?を逆算すると、実績が必要になります。

 

 

 

実績を作るためにはまずチャレンジしないといけませんよね。

 

 

 

そうなるとチャレンジ機会が多い企業に所属していた方が有利になるわけです。

 

 

 

一概には言えませんが、伸びているフェーズの企業の方がこのようなチャレンジ機会は多い傾向にあるため、

 

 

 

企業の成長性という一見自分に関係なさそうなことも大切になってくるわけです。

 

 

 

職種・業界の成長性が大事な理由

  • 転職市場では職種で語られることが多いから
  • AIやSaasなどのサービスの進化が早いから
  • 場合によっては業界や職種と心中することになるから

 

 

また、職種や業界の成長性も意識した方が良いです。

 

 

 

最近はAIやSaasサービスなどの台頭によって代替される仕事が増えてきてますよね。

 

 

 

職種や業界によっては5年後にはなくなってしまうかもしれません。

 

 

 

もしそうなってしまうと、転職市場での募集もなくなります。

 

 

 

身動きが取れなくなってしまう前に先読みして将来も需要のある仕事ができるようになっておくために転職するというのもアリです。

 

 

 

あと、リストには入れませんでしたが今の職種に全く興味が持てない場合も早めにジョブチェンジした方がいいですね。

 

 

 

面白みを理解できていないだけという説もありますが、しっかり吟味したうえでの判断ならなおさらです。

 

 

 

もし上記項目を検討したうえで転職を視野に入れようと思ったら、

 

 

 

まずは焦らず転職サイトで市場を見つつ、エージェントも併用することをおすすめします。

 

 

おすすめの転職サイト

 

 

おすすめの転職エージェント

 

 

 

こんな人は転職しない方がいい

人は転職しない方がいい

 

逆に転職しない方がいい人の特徴もあります。

 

 

転職しない方がいい人の特徴

  1. 転職の目的が明確でない
  2. 他人と比較して羨ましいだけ
  3. 他責思考が強い

 

 

 

スキルアップやキャリアアップのために転職を考えると思いますが、転職にはリスクもあります。

 

 

事業内容や給与、企業文化などリサーチして転職しますが入社してみないと分からないこともあります。

 

 

たとえば転職先で人間関係がうまくいかなかったり、転職によって給与が下がる可能性もあります。

 

 

特に上記3つの特徴に当てはまる人は転職して入った会社が理想と異なりやすくリスキーなので気をつけましょう。

 

 

転職の目的が明確でない

まず転職の目的が明確でないの方は要注意です。

 

 

転職すれば今の不満がすべて解決されるとは限りません。

 

 

自分が何を求めてなぜ転職するのかが明確でないとミスマッチが起きやすく、転職を重ねることに繋がります。

 

 

冒頭で伝えたように、転職は当たり前だからくらいの薄い理由ならば現職に留まって自身のキャリアビジョンについて熟考すべきです。

 

 

他人と比較して羨ましいだけ

自分はこんなに激務で頑張っているのに給料があまり高くない。

それに比べて大学の同級生は週末は充実してそうだし給料も高くていいなぁ...

 

みたいに他人と比較しているだけの人も要注意です。

 

 

しかし転職したら自分も理想の状況になれるとは限らないですし考え出すと切りがありません。

 

 

人によって価値観や性格も違うので、転職は自分軸で考える必要があります。

 

他責思考が強い

他責思考が強い人も要注意です。

 

 

他責思考とは、自身の問題点を省みず人のせいにしがちということです。

 

 

今の環境における不満を解消するために転職したいという人が多いですが、

 

 

もし自分に問題があるにもかかわらず他人のせいだと決めつけて転職しても転職先で同じことが起こるだけです。

 

 

今の環境を俯瞰して見て改善するためにまず自分ができることはしてみましょう。

 

 

自分だけでは改善できる見込みがなかったり時間がかかりすぎてしまう場合には転職もアリですが、もし自分のできることを考えもしないで環境を変えることばかり考えていると転職先でも同じ状況になる可能性があるので注意が必要です。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

 

今回は転職が当たり前の時代でどう動くかという話についてまとめました。

 

 

内容をおさらいすると、

 

 

把握すべきは下記の3つ

  • 転職すべき人はどんな人か
  • 転職しない方がいい人はどんな人か
  • 自分はどちらのタイプか

 

 

転職が当たり前の時代の動向

  • 終身雇用や年功序列は終わる
  • これからは「何ができるか」が重要
  • 自分の市場価値を上げるために動こう
  • 転職が当たり前だからといって闇雲に動くのはNG

 

 

転職した方がいい人

  • 自社でスキルアップを見込めない
  • 自社の成長性が見込めない
  • 今の職種・業界の成長性が見込めない
  • 労働環境が悪すぎる
  • 人間関係が悪すぎる
  • 評価が正当でなく待遇が悪すぎる

 

 

転職しない方がいい人

  • 転職の目的が明確でない
  • 他人と比較して羨ましいだけ
  • 他責思考が強い

 

 

ぜひ参考にしてみてください!

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