新卒で就職できなかった。。周りはみんな就職を決めているのに自分だけ取り残されて、人生終わった。
今回はこのように悩んでいる人向けに、「就活に失敗しても全然大丈夫」な根拠についてお話します。
私の経歴を簡単にお伝えします。
- 1浪2留のくせに大学院に進学
- スキルは一切なしで就職活動へ
- 年齢制限で受けられない企業多数
- 同期に就職留年で成功した事例あり
ざっくりこんな感じです。
新卒では、奇跡的に自由な社風のところに受け入れてもらいました。
でも就活中は書類さえ受け付けてもらえない企業がたくさんありめちゃくちゃ凹みました・・
でも「そんな企業こっちから願い下げだ!」くらいの気持ちでずっと前向きにいたからこそ乗り越えられた部分も大きかったと思います。
就職活動は感情で乗り切るものではありませんが、技術を磨くために気持ちは大事ですよね!
この記事を読んで、
- 人生これから!
- 選択肢は他にもある!
- 次は絶対成功してやる!
ってゆう気持ちになってくれたら嬉しいです。
Contents
就活失敗はあなたの人間性やスキルが否定されたわけではない
- どこの企業からも内定をもらえなかった
- 志望していた企業に入れなかった
このように自分の思うような就職活動ができなかったからといってあなたの人間性や能力に問題があったわけではありません。
そう思う理由は主に次の3つです。
- 就活はマッチング
- そもそも新卒では可能性しか見れない
- 伝え方のスキルが分岐点
順に説明していきます。
就活はマッチング
あくまでも就職はマッチングであると考えましょう。
大学までは点数化できる試験を受けて合否が決まりましたが就職活動は違います。
面接などで確認できる情報は点数化できないですし言葉を選ばなければぶっちゃけフィーリング的なところはあります。
それに評価基準も企業や職種によって違います。
- 考えることが得意な人
- 体力やガッツがある人
- アイデアが豊富な人
- 1つを追求するオタクっぽい人
- 人当たりが良い人
- ミスしても突っ走る人
- ミスは絶対にしない人
企業が求めている人材はその企業が運営している事業の領域や段階にもよります。
落ちた=能力が低い・人柄に問題アリ ではありません。
こんなことを考えるのは本当に損です。
落ちた=その企業とは合っていない or あなたの魅力が正しく伝わっていない
このどちらかになります。
不採用になったからといって自分は出来が悪いんだと自分を責めすぎることはやめましょう。
そもそも新卒では可能性しか見れない
新卒の就職活動って周りがみんな学生ですよね?
- 営業がうまくて圧倒的な売上実績がある
- マーケティングに詳しくて企業のコンサルティングをしていた
- 自分で事業を立ち上げて運営している
こんな学生はほんの一握りです(笑)
わかりやすい実績を持っているのはさすがにアドバンテージになるので企業も欲しがると思いますが、だいたいの学生は社会で活かせる具体的なスキルなんて持っていません。
ではどうやって判断しているのでしょうか?
結論、ポテンシャルしか見ることができません。
入社時はスキルがなくても、入社してから仕事や勉強を通して成長してくれそうか?
その適正がどれだけあるかなってゆうところしか見られないわけです。
社会人になってからも勉強の連続です。
新しいことわからないことなんてしょっちゅう出会います。
逆境に立たされたり新しいことにチャレンジする時に、この人はどれだけ踏ん張って乗り越える努力をするだろうか?という部分が気になるわけです。
「現時点で無能だから不採用!」なんてことはまずないです。
だから自分にスキルがないことを攻めるのはやめましょう。
伝え方のスキルを磨けばOK
スキルはなくてもいいんだったら、なんで不採用なの!?じゃあどうすればいいんだろう・・・
ここまでの話を整理します。
- 具体的で高いスキルを持っている学生はほぼいない
- 企業風土や事業とのマッチングも見られる
- それゆえポテンシャルを見られる
スキルがない中で、企業の採用担当は②、③あたりで判断していくわけです。
しかしここで気をつけないといけないことがあります。
それは、企業側にアピールするチャンスは1,2回の面接+書類くらいしかないということです。
そしてこの状況を俯瞰して捉えると、就職活動というのは「人生初の営業活動」なわけです。
例えば不動産を売る人を想像してみてください。
「この土地の住所は○○です」
「この土地の値段は2,000万円です」
「買ってくれませんか??」
これ、買います??(笑)
相当な大富豪じゃないと買わないと思います。
「今は2,000万円だけど将来的には間違いなく価値があがります」
「なぜならこのエリアは街の再開発が進んでいて交通の便も良くなるからです」
「5年後には開発工事が完了見込みで、都内屈指の人気エリアになります」
「また、この土地をこう活用すると大きな投資対効果が得られます」
このように、なぜその土地を買うのか?という動機付けをしなければいけません。
しっかり動機付けがされると、「じゃあ買ってみようかな」ってなるわけです。
就職活動もほぼ同じです。
「自分を採用するとこのようなメリットがある」という動機付けが大事です。
未来のことで不確実であることに違いありませんがしっかりその可能性を感じさせることはできているか?という部分は見直しが必要です。
次に進むために是非参考にしてみてください!
就活に失敗したとしても大丈夫な根拠
ここまでは「就活失敗=人格否定・能力不足ではない」という話をしてきました。
とはいえ失敗したという事実があるのに、これからどうするの・・・?ってゆう部分について「全然大丈夫」な理由をお伝えしていきます。
就活に失敗しても全然大丈夫だと考える根拠は主に下記です。
- 逆に就職についてじっくり考えられる
- 在学してたら新卒扱い
- 既卒でも就職先はある
- 就職がゴールではない
逆に就職についてじっくり考えられる
これはとても大きいです。
学生から社会人になるというかなり大きな節目です。
自分がこれから長い時間をかけてどのような社会人になっていきたいか、学生時代にあまり考えてこなかった人はこの機会を多いに利用したほうがいいです。
逆に先に社会人になった友人とかに「実際どんな仕事なの??」って聞いてみるのもありですね。
在学してたら新卒扱い
休学したり大学院などに進学するという手もあります。
1回くらい留年していたとしても新卒採用枠で来年チャレンジすることは可能です。
企業によるところはありますが、1回の留年くらいあまり気にしないというところがほとんどです。
ただ、「なぜ留年したのか?」という理由については聞かれることがあります。
実情は「就職できなかったから」だとしても、それ以外にポジティブな理由も考えておくことを勧めます。
もし私が就職留年をしたなら自分の興味ある業界・職種をもう一度考え、インターンに参加してスキルを身に着けつつ「働くということ」についてより深く考えるかなって思います。
行動力や真剣さをアピールできれば好印象になりますし、「去年の二の舞にはならない」という気持ちと行動が大事です。
既卒でも就職先はある
そもそも既卒でも就職先はあります。
実際に私が入社した会社なんかは、30歳以下なら誰でもOKという感じでした。
大企業の中でもこういう文化の会社はあったりするので、「一生無職だ・・・」みたいに絶望するようなことではありません。
就職がゴールではない
最後にお伝えしたいこととしては、そもそも就職自体がゴールではないということです。
たまに大手企業に入ったら一生安泰の勝ち組だみたいに考えている人がいますが、この考えは本当に危険です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
-
【就活生必見】もしかして大手病!? 高学歴就活生が知っておくべき思考法について
まとめ
いかがでしたか??
今回は就活に失敗して悩んでいる方向けに「就活に失敗しても全然大丈夫」というお話をしました。
他の人がうらやましいと思ってもけっして絶望するようなことではありません。
しっかり前へ進む気持ちさえ持っていればいくらでも巻き返せます。
おさらい
- 別にあなたの人格が否定されたわけじゃない
- 就職がゴールじゃない
- 選択肢はいくらでもある
- 新たなチャレンジのために積極的にトライする
- 次は準備を怠らない
この気持ちさえ持っていれば全然大丈夫なのでぜひ参考にしてみてください!