転職一般

転職での適性検査の乗り越え方 | 落ちる原因と対処法について教えます

 

転職したいけど、適性検査って転職でも受けるんだ・・・
新卒の時は頑張ったけどもう全部忘れちゃったよ。。
そもそも適性検査ってなんで受けるの??
でもやるからには受かりたいし対策方法ないかなぁ。

 

このような悩み・疑問にお答えします。

 

こんな方におすすめ

  • 適性検査で落ちるから面接になかなか進めない人
  • 転職したいけど適性検査に不安がある人
  • 適性検査の乗り越え方を知りたい人

 

本記事の内容

  • なぜ適性検査は必要なのか
  • 適性検査で落ちてしまう原因
  • 適性検査の乗り越え方

 

私の適性検査に関する実績や取り組み

  • 野村総研・BCGなど難関企業での通過実績あり
  • 対策本は一通り網羅した
  • 武器は全て使うため試行錯誤した

 

Contents

適性検査で企業が見ているポイント

適性検査には大きく分けて2つの種類があります。

  • 能力検査
  • 性格検査

 

企業はなぜ転職において受験者に適性検査を課すのでしょうか?

それは企業が求める職種や職場に適した素質が受験者にあるかどうかを客観的に図るためです。

 

特に転職の場合は、入社後のポジションが明確に決まっていることが多いです。

そのため、求める素質も明確に決まっていることが多いので意外に重要視されます。

 

能力検査

能力検査は基本的には言語(国語)、非言語(算数)の2つで構成されます。

企業によっては英語が出題されることや、非言語が難しい判断推理の問題になることもあります。

 

テストの種類によって出題される問題のテイストが違ってくるので、

自分が受けるテストが何なのか(SPI、CAB、TG-WEBなど)を把握することが大事です。

 

普通は問題のレベルはそこまで難しくないですが、時間は結構シビアに設定されています。

後半で対策の話をしますが、時間配分には慣れが必要です。

 

また、企業は各分野ごとに足切りを設けているケースが多いです。

(足切り点数は企業ごとに異なりますが)

 

なので、得意分野を伸ばすよりも苦手分野を克服する方が合格に近づきます。

性格検査

ほぼ全企業で実施されます。

 

性格検査には何種類かありますが、どれも受験者の性格や価値観が求めている人材要件とマッチしているかを見ています。

 

転職市場で仕事をしている知人経由で、一度性格検査の裏側(どのような結果が企業に届くのか)を見せてもらったことがありますが、恐ろしいほどの精度であたっています(笑)

 

今は性格検査のクオリティも上がっていて、よく見せようと思いながら回答しても嘘を見抜かれてしまいます。

 

通常100問近い数の質問がされるので、どこかで矛盾が生じてしまうんですよね。。

なのでここは正直な気持ちで回答することを勧めます。

 

運良く嘘の回答で通過できたとしても、面接の受け答えと性格検査が矛盾する可能性も高いです。

それに嘘で入社できても、仕事で求められる資質に自分がマッチしていなければ辛いだけですよね。

 

適性検査で落ちてしまう原因

可能性は2つです。

  • 能力が求める水準に達していないと判断された
  • 性格が求める人物像に達していないと判断された

 

能力検査で何かしらの分野の点数が足りていないか、性格が企業の採用要件とマッチしていないか。

前者は磨く余地がありますが、後者の場合はマッチしていないのだから仕方ないと思います。

性格や価値観は無理して企業側に迎合するところではないというのが個人的な意見です。

 

でも能力検査で落とされるのはかなり悔しいですよね。

適性検査の結果が仕事の能力とは必ずしも一致しないと思いますが、こちらは改善できるところなので対策を十分にして乗り越えましょう!

適性検査の乗り越え方

私は新卒の就活、転職活動を通して数多くの適性検査をクリアしてきました。

主にやるべきことは次の3つです。

  • どんなテストか事前に把握する
  • 対策本を使ってしっかり準備する
  • 武器を多く持って臨む

 

どんなテストか事前に把握する

前半でもお伝えしましたが、テストによって内容は大きく異なるので対策も変わってきます。
そのため、どのようなテストが課されるのか事前に情報収集することは重要です。

 

じゃあどうやって事前に把握するの??

把握の仕方はたくさんありますが、私が実際にやったことは主に次の3つです。

 

テスト種類の見分け方

  • ネットなどで事前に調べておく
  • エージェント経由で聞く
  • URLで判断する

この企業のテストはSPIとか、そういった情報って結構ネットで調べられます。

まずはネットで検索してみることを勧めます。

 

 

また、転職エージェントを利用して転職活動をしている場合は、企業とのやり取りは全てエージェントがやってくれることが多いです。

その際、適性検査の内容についても教えてもらえることが多いのでエージェントに聞いてみるのも手です。

 

 

最後はちょっと裏技的な感じですが、実はメールで送られてきた適性検査のリンクを見ればどの種類のテストか判断できるケースもあります。

企業から指定されたリンクの最初が 「http://arorua.net/ 」となっているとSPI、「https://web1.e-exams.jp/」は玉手箱、「http://assessment.c-personal.com/ 」もしくは、「http://assessment.e-gitest.com/ 」はTG-WEBみたいな感じです。

対策本を使ってしっかり準備する

転職活動での適性検査って結構軽視されがちなのですが、対策はしっかりやることをおすすめします。

とりあえずそれっぽい本買って勉強しよ。みたな感じではダメです。

 

ちゃんと次の注意点を意識して対策に臨みましょう。

対策本を使う時の注意点

  • テスト別に適切な本で対策をする
  • 問題集は時間を測りながらやる
  • PCで文章を読むことに慣れる

 

受けるべきテストがSPIならSPIの本を使って勉強しましょう。

テストの種類によって問題の内容とか形式が違うのでここが揃ってないと本番で焦っちゃいます。

 

だいたいの問題集の構成は、練習問題→模擬テストみたいな感じになっています。

模擬テストはしっかり時間を測ってやりましょう。

 

時間はとても重要です。

勉強の時は実際より厳しめの時間設定でやるくらいでちょうどいいと思います。

 

というのも、練習と本番で圧倒的な違いがあるからです。

それは本番は全てPC操作という点です。

 

勉強している時は本とノートで解いていくことが多いかと思いますが、PCで操作になると少し勝手が違います。

非言語(算数)などは暗算でできない問題も多く、ノートで計算するけど入力はPCみたいなことが起こります。

 

なので私は勉強の時は、マウス↔筆記用具の持ち替えのロスタイムを最初から折り込みました。

制限時間20分と書いてあったら、制限時間18分(実際は15分を目指す)みたいな感じですね。

 

ここは意外と大事なところなので気をつけてください!

 

主要テストの対策本

【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 これが本当のSPI3だ! 2022年度版 (本当の就職テスト)
(SPI用)

 

【玉手箱・C-GAB 編】 これが本当のWebテストだ! (1) 2022年度版 (本当の就職テスト)
(玉手箱用)

 

【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター 編】 これが本当のWebテストだ! (2) 2022年度版 (本当の就職テスト)
(TG-WEB用)

 

武器を多く持って臨む

ここまできたら、「対策本も買って勉強もしたし準備万端でテストに臨める!」

とだいたいの人は思うのですが、本気で合格を目指す上で使えるものは全て使う精神を忘れてはいけません。

 

対策本に加えて、ちょっとした工夫をすることでテストが段違いにラクになります。

どうしても時間が足りない人はぜひ参考にしてみてください。

 

ちょっとした工夫

  • 公式や考え方を覚える
  • 計算を早くするためのストックを持つ
  • 電卓の機能を使いこなす

特に時間が足りなくなってしまいがちな非言語(算数)で使えます。

非言語分野は計算量が多いので計算スピードに出来が左右されてしまうんですよね。

 

計算が早い人はいいな〜
自分は暗算も苦手だし、どう頑張っても時間足りないや・・

 

生まれ持った計算の速さの違いに思い悩む・・みたいな状況を打破しましょう。

暗算が早い人ってなんで早いのか考えたことはありますか??

(そろばん何級持ってるみたいな特殊な人は除きましょう)

 

暗算が早い人は今まで数多くの計算をこなしてきたことによって、ある程度の計算結果の答えが既に頭に入っているからです。

もしくは、計算式を簡単にする方法に慣れているからであって頭のコンピューターの性能がずば抜けて高いからというわけではないんですよね。

 

たとえば、

40×0.125=?

みたな計算問題が出るとします。

(ちなみにこういったテイストの問題は本当に出ます)

 

40×0.125=!?!?!?
小数苦手・・
とりあえずノートに式書いて、
筆算して、、(30秒くらいかかる)

 

0.125は8分の1、
それを掛けてるから、÷8ってことで、
40×0.125=40÷8=5  (だいたいここまで1~2秒)

 

極端な例ですが、これくらい差が出ます。

しかも何問も解くことになるので、かなり差がついてしまいますよね。

 

このように小数↔分数の変換など、パターンをいかに覚えておくかで計算スピードはかなり変わります。

他にも知っておくと計算が早くなるコツは多数ありますが、調べれば出てくるかと思います。

どうしても時間がないという人は計算が早くなるためのストックを自分で持っておきましょう!

 

あと意外と疎かにされているのが、電卓のM+機能です。

簡単に説明すると要は前の計算結果を電卓に記憶させる機能です。

(MはMemoryのM)

 

これを使いこなせると桁数が大きくて電卓が必須の問題などのスピードが早くなるのでおすすめです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は転職活動で受けることになる適性検査についてまとめました。

 

適性検査の重要性や内容を理解したうえでしっかり対策しましょう。

対策方法に関しては是非本記事を参考にしてみてください!

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