こんな疑問にお答えします!
こんな方におすすめ
- 転職中の人
- 転職後の年収が気になる人
- 現職の給料に不満のある人
✔ 本記事でわかること
- 年収で嘘をついたらバレるのか
- なぜ現職の年収が大事なのか
- 年収で嘘をついたらどうなるのか
- 面接時の年収の伝え方
✔ 私の経験
私は同じマーケティング職で大手からベンチャーに転職しました。
大手だけあって給料は良かったので、ベンチャー転職では現年収マイナス200万円ほどの提示も結構ありました。
ただ、リスク等を考えたうえで年収に関しては終始正直に伝えていました。
結果的にやや下がってしまったものの、下がり幅は少なくやりたいことができそうな転職ができて満足しています。
Contents
年収で嘘をついたらバレるの?
結論バレます。
お金に関することはどんなにごまかしても証拠見せてって言われたら終わりです。
現職の給与明細や源泉徴収票の提出を求められるケースなど普通にあります。
ここで嘘をついていたことがバレると、最悪内定取り消しもありえます。
入社後にバレたりした場合は最悪の場合解雇の可能性もあるのではないでしょうか。
それに上述したようなリスクを回避できたとしても、年収に関する嘘は信用問題に大きく関わってしまうのでおすすめしません。
内定通知書などの注意事項に、
「事前に提出いただいた履歴書・職務経歴書や面接時の回答が事実と異なる場合は、内定を取り消させていただく場合がございます」みたいなことが書かれています。
以前休職中の転職活動に関する記事でもお伝えしましたが、嘘はおすすめしないです。
どうせバレますから。
-
休職してても転職はできる! | 絶対に知っておいた方がいいこと
事実をしっかり伝えて転職活動をすることをおすすめします。
転職におけるオファー年収の決め方
ここまでは、
- 年収は嘘をつかない方がいい
- 証拠を求められたらどうせバレるから
とお伝えしてきました。
もう一つ把握しておかないといけないことはオファー年収の決め方です。
企業が応募者の年収を決める時はたいてい現年収をベースにいくら上げ下げしてオファーするのかということを意識しています。
別記事で、転職において企業が見ている点は下記2点だとお伝えしました。
- 入社後活躍してくれそうか?
- 長期就業してくれそうか?
要は長期に渡り自社に利益をもたらしてくれる人材かということです。
-
【オファー殺到】転職サイトのプロフィールの書き方が分岐点
それに加えて、いくらのコストを掛けられるのかという要素も重要になってきます。
企業としては、人材に投資してそのリターンを返してもらおうという投資対効果しか見てないと考えた方がいいです。
なので企業側が採用するにあたり、
- 入社後活躍してくれそうか?(効果)
- 長期就業してくれそうか?(効果)
- 年収はいくらでオファーするか(投資)
- 採用チャネルにいくら払うのか(投資)
こういう状況ですね。
投資対効果を最大限にするには、効果を大きく、投資を小さくする必要があります。
また企業ごとに採用に掛けられる予算にも決まりがあるのでその範囲内で上記を考えるわけです。
ただ応募者側にも都合があります。
その一つが現年収と比較して転職後の年収が下がる場合ですね。
年収の下がり幅が許容値を超えてしまうと転職先としては選びませんよね。
基本的に年収面での駆け引きの基準値は現在の年収になるわけです。
オファー年収の決め方というのも、年収で嘘をつくのが問題視される背景の一つです。
年収で嘘をついた場合、面接ハードルが高くなる
年収で嘘をついた場合のリスクは、内定取り消しや解雇だけではありません。
もっと早い段階で影響が出てきます。それは面接時です。
たいていの場合、
年収500万円の人は500万円たる所以があり、年収800万円の人は800万円たる所以があります。
もちろん所属企業の売上や利益がかなり大きい変動要因にはなるので、
一概に個人の実績やスキルなどだけでは決まりません。
ただ応募先や面接官もそんなことは承知のうえです。
有名企業とかだったら、だいたいの年収は知られていたりもします。
こんな状況で年収500万円の人が800万円と嘘をついたらどうなるでしょうか??
企業は投資対効果の「投資」要素として、
この応募者に800万円を投資する価値があるのか?という観点で応募者を見ることになります。
当然期待値は上がるので、求められる実績、スキル、知識もレベルが高くなりますよね。
もし面接時に現年収に関する嘘をついた場合は、身の丈に合っていないレベルの会話にあたふたしてしまい、
結果面接に失敗するという結果は目に見えています。
年収を上げたくて嘘をついたのに、そもそも不採用だったら本末転倒です。
どうやって年収を伝えればいいの?
ここまでは、
- 年収に関する嘘はバレるのか
- 年収に関する嘘をついた場合に何が起こるのか
- なぜ企業は現年収を気にするのか
ということをお伝えしてきました。
ただ、自分のことを安売りしすぎるのも禁物です。
確かに上述したロジックから考えると、こちらの希望年収を低く申告すれば企業視点では投資対効果は上がるため、採用にたどり着きやすいのでは?となります。
ただ基本的に企業が求める「効果」の部分は要件は決まっています。
なので、安売りしたとしても企業の期待に見合っていなかったら不採用になります。
むしろあまりにも安売りしすぎると次のような事態になります。
- 自信がなさそうに見え、期待値が下がり採用されにくくなる
- 過度の安売りに不信感を抱かれる
- 実力が見合っていて本当に採用される際の年収が下がる
しっかり自信をもって、正々堂々とすることは悪いことではありません。
変に安売りして買い叩かれても、その企業で長く続けていくことには繋がりません。
なので、
「現職の年収を基準に考えていて、希望は維持以上ですが御社の判断に任せます。」
(この時、最低どれくらいの年収ならOKかという質問もある場合があるので考えておく)
くらいにしておくと良いのではないでしょうか。
ちなみに、多少のズレはOKです。
年収532万円の人が550万円と答えるくらいなら一般的にはOKらしいです。
だいたい1割くらいのズレならば許容値なので50万円刻みくらいで考えれば良いかと思います。
なかには520万円なのに700万円ですみたいな嘘の申告をする方がいらっしゃるようで、
こういった場合はバレたらアウトなので気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は転職での年収の嘘についてまとめました。
おさらい
- 年収に関する嘘はバレる
- オファー年収などは現年収が基準になりがち
- 嘘の年収を申告すると面接ハードルは高くなる
- 不要な安売りは禁物
- 正々堂々と事実を伝えるのがベスト
です。
ぜひ参考にしてみてください!