こんな方におすすめ
- 今の業界に不安がある人
- webマーケティング業界に興味がある人
- webマーケティング業界で働き始めた人
✔ 本記事でわかること
- webマーケティング業界の今後の動向
- webマーケティング業界の年収
- webマーケティング業界で働くメリット
✔ 私の経歴
- 現役でwebマーケティング業界で仕事している
- webマーケティング職の転職をしたことがある
- 多くのwebマーケターの知り合いがいる
webマーケティング業界で現役で働いている私が、経験をもとにwebマーケティング業界の将来性や年収、webマーケティング業界で働くメリットについてお伝えします!
それでは早速いきましょう!
Contents
webマーケティング業界の将来性について
ぶっちゃけ将来のことなんて誰にもわからないと思います。
だからといって流れに身を任せたり、運で自分のキャリアを選んでいくのって不安ですよね。
そこで将来性を語るうえで、下記3点について順に見ていこうと思います。
✔ webマーケ業界の将来性の分析に必要な3つのこと
- 企業の広告宣伝費のシェアがネット>テレビになった
- 世の中のデジタル化に伴いwebマーケ需要はどうなっていく?
- AIや機械に代替される仕事は多いけどwebマーケはどうなの?
企業の広告宣伝費のシェアがネット>テレビになった
これはwebマーケティング業界の将来性について分析するうえでとても重要です。
テレビCMっていまだに毎日見ますし、テレビCMには多くの広告費がかかっているのはイメージできますよね?
実は2019年を境に、企業の広告宣伝費はテレビよりもインターネットに使われるようになったんです。
インターネット広告というのは、Googleなどで何か検索した時に表示されるリスティング広告や、インスタグラムとかYouTubeに流れてくる広告全て合わせたものですね。
スマホの普及に伴い、テレビの視聴率は低迷し始めました。
テレビを見るのに費やしていた時間はSNSやYouTubeに分散されるようになったので、昔みたいにテレビCMでガンガン広告を打っていれば物が売れる時代は完全に終わったんですよね。
企業は人が集まっているGoogleやSNSやYouTubeなどで広告を出すことでマーケティング活動を行うようになったので、上のグラフのようになりました。
お金を稼ぎたい、稼げるスキルを身に着けたいのであれば、より多くのお金が動く場所で戦うというのはセオリーですよね。
メディアが分散してしまったため、難易度は上がり必要なスキルや知識も細分化されてきたため、webマーケティング業界に所属していれば自動的に稼げるというほど甘くはありません。
ただ、今後も伸びていくと考えられる市場ではあり、webマーケティング業界で力を付けていくことはとても価値あることです。
✔ webマーケ業界へ転職したい人向けおすすめエージェント
転職のリクルートエージェント|転職業界実績NO.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者ならまず登録してみることをおすすめします。
世の中のデジタル化に伴いwebマーケ需要はどうなっていく?
昔はリアル店舗しか持っていなかったようなブランドも今ではわざわざお店に行かなくてもスマホでサクッと買い物ができちゃう時代ですよね。
つまり、認知→興味→欲求→記憶→行動という一連の消費者行動が全てインターネットの世界でできるようになってきています。
認知→興味→欲求→記憶→行動という一連の消費者行動はAIDMAモデルと呼ばれており、
- 認知(Attention)
- 興味(Interest)
- 欲求(Desire)
- 記憶(Memory)
- 行動(Action)
の頭文字を取っています。
この消費者行動モデルも近年ではインターネット活動を通した様々なモデルが提唱されています。
検索活動を主軸にしたAISASモデルやSNSを主軸にしたCREEPモデルなどがあります。
スマホを用いたインターネット活動を利用して、潜在顧客を購買まで結びつけるまでのコミュニケーションを取れる人材がwebマーケターになります。
テレビだけでは戦えない時代になってきており、これからも加速していく動向であることを考慮するとwebマーケティングスキルは今後も重要なスキルになっていくことが予想されます。
こういった観点からもwebマーケティング業界の将来性はあると考えることができますね。
AIや機械に代替される仕事は多いけどwebマーケティングはどうなの?
将来性を考えるうえでもう一つ言及しておきたいポイントとしてはAIや機械による代替です。
テクノロジーが発展することによって、様々な仕事がAIやロボットに取って代わられると言われています。
じゃあwebマーケティングはどうなの??って気になるところですよね。
現場でもAIの進化を目の当たりにする場面はあります。
たとえばリスティング広告の運用などがそうですね。
※リスティング広告:Googleなどの検索エンジンで検索したときに上の方に表示される広告のこと。
リスティング広告運用における入札は、昔は人間の手で作業してきましたが今は自動入札が主流になってきています。
Googleの機械学習の精度も年々上がってくるので今後ますますこの傾向は強まることが予想されます。
むしろこういった作業は機械に任せて、機械がそこまで得意ではない部分に力を入れることで価値を発揮しやすいと捉えた方が良いのかもしれません。
たとえば、クリエイティブな部分なんてまだ人間のほうが強い領域だと言われています。
webマーケティング業界の年収について
ここまでwebマーケティング業界の将来性についてお伝えしてきました。
じゃあ実際のところ年収はどうなの??ってかなり気になるポイントですよね。
少し古いデータにはなりますが、転職エージェントのDODA社の統計データによるとマーケターの平均年収は541万円だそうです。
ただあくまでも平均なので、400万円〜1,000万円台以上と幅広い方がいます。
実際は、
- どこの会社で
- どのようなポジションで
働くかによって大きく異なるかと思います。
最大手の代理店で成果を出していたり、大手の事業会社のマーケティング部で出世している人は1,000万台も普通にいる印象ですね。
ここまで見ると本業はそこそこという感じですが、実はwebマーケティング業界で働くうまみはここではありません。
webマーケティング業界で働くメリットの一つに副業との掛け算があります。
副業との相性でいうと1位なのではないかと思っています。
私の知り合いでは、本業でも1,000万円弱稼いでいて副業でも月数十万稼いでるという人は結構います。
webマーケティングのスキルがあれば、個人でwebサイトの運営をしてアフィリエイトで稼ぐことも可能ですし、クラウドソーシングなどを使って個人で案件を受注して稼ぐことも可能です。
他にも知人の相談を受けてマーケティングのコンサル的なことをやっているという話も聞きます。
「年収=本業+副業」という考え方であれば、個人の努力によって自由に伸ばしていける可能性を秘めた職種ですね。
ブログやYouTubeで有名な方も、元々はwebマーケティング業界で働いていたという方は多いようです。
ちなみに、webマーケティングの副業は下記のようなサービス経由で受注することができます。
これから副業で稼ぎたいという方はぜひ登録してみてください。
✔ webマーケ副業するならこちら
フリーランス案件紹介サービス【クラウドテック】
※業界トップクラスの登録社数。希望に沿う案件が見つかりやすい。
coconala|スキルマーケット
※広告運用や集客方法の相談/SEO内部・外部対策/サイト診断などwebマーケ案件も多数。
ランサーズ | 日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト
※依頼件数140万件超えの日本最大級のお仕事マッチングサイト。
webマーケティング業界で働くメリット
webマーケティング業界への転職を考えている方向けに、webマーケティング業界で働くメリットについてまとめます。
✔ webマーケティング業界で働くメリット
- 仕事が楽しい
- 専門スキルがつく
- 専門スキルを活かして副業可能
- 働き方は比較的自由
仕事が楽しい
webマーケティング業界は若手でも裁量を持たせてもらい、主体的に仕事ができる環境があります。
もちろん日々勉強は必要ですが、個人の努力次第で短期間にわかりやすい成果を出すことも可能です。
業界によっては、若手のうちは単純作業しかできなかったり面白みを感じられないということもありますが、
webマーケティング業界はこのような悩みは基本的にないです。
自分がやった仕事に対する結果をダイレクトに数値で確認できますし、自身のスキルアップを感じやすい職種の一つですね。
専門スキルがつく
広告運用・SEO・SNS運用などwebマーケティング業界で行う仕事は、今やほとんどの企業が伸ばしたいところにも関わらず、その知見を持った人材は限られているという専門的な内容です。
それに伴い学ぶべきことももちろん多いですが、専門スキルを持っているということはこれからの時代を生き抜いていく上でとても重要になります。
webマーケティングのスキルは専門的でありながら汎用性があるので、その会社から出たら使えないなんてことはありません。
基本的な考え方や知識があれば、どの業界に行っても活躍できる可能性があるので潰しも効きます。
専門スキルを活かして副業可能
先ほどもお伝えしたように、webマーケティング業界で働く大きなメリットです。
webマーケティングの知識があれば、自分でビジネスを行うハードルがかなり下がるため副業で稼いでいくということも可能になります。
主な副業はたとえば、
- ブログ、アフィリエイト
- クラウドソーシング
- コンサルティング
あたりがメジャーです。
業界全体として副業可能な会社も多く、優秀なwebマーケターの方は本業に加えて副業でもかなり稼いでるケースが多いですね。
そういった方がたくさんいる業界なので、本業、副業ともにモチベーションを持続しやすい仕事だと思います。
はじめは本業で頑張って成果を出すことを第一に置くでいいと思いますが、
いつかは自分の力だけで本業よりも稼いでやるというように副業や独立に向けたモチベーションが本業にも好影響をもたらすこともあるかと思います。
働き方は比較的自由
ここは企業によるところはありますが、私の印象だと副業OKや在宅ワークOKが多い業界かと思います。
ホワイト度で言うならば、事業会社>代理店になることが多いです。
代理店に務めるとクライアントありきのサービスになるため、クライアントの要求に答えるために時にはハードに頑張る場面も生じます。
ただ一方で、webマーケティングのスキルをつけるという点においては代理店で働くメリットは多分にあるため、代理店から入り事業会社のwebマーケティング担当に転職というのが一番いいとこ取りなキャリアなのかなと個人的には思います。
事業会社のwebマーケティング担当の場合はかなり働き方が柔軟な会社が多いです。
私の職場は在宅ワークOK、副業OKですし、会社にくる場合も子供の送り迎えをしてから出社したりと、育児、家事、プライベート、仕事、副業、全て充実させている人が多いです。
仕事の特性上、PCがあれば作業はできますし、仕組みを作ってしまえば労働力を集約しなくても形になる仕事なのでこういった働き方が可能になるのかなと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回はwebマーケティングの将来性についてまとめました。
ざっくり内容をまとめます。
おさらい
- インターネットの広告宣伝費がテレビを超えた
- これからもwebマーケティングは需要あり
- 本業の年収はそこそこだが、副業との掛け合わせの相性◎
- 若手のうちから挑戦しやすい
- 専門スキルがつきやすい、活かしやすい
- 働き方はわりと柔軟なところが多い
ぜひ参考にしてみてください!