未経験からwebマーケターになりたいけど、なれるのかな・・・?
そもそもwebマーケティングってどんな仕事?自分は向いてるのかな。
このような疑問を持たれる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実際私も、専門的なスキルを身に着けたいという気持ちからwebマーケターってどんな仕事?どうやったらなれるの?と聞かれることが最近増えてきています。
本記事は、そういった疑問をもったwebマーケ未経験の方向けにwebマーケティングの仕事内容やwebマーケターへの転職方法などについて、実際に未経験から新卒でwebマーケティングの仕事をしている私の経験をふまえてまとめています。
最後まで読んでいただき、「未経験でもwebマーケティング業界に転職できるかも」「早速動いてみてチャレンジしてみよう」と思っていただけたら幸いです。
それでは早速いきましょう!
こんな方におすすめ
- webマーケティング業界に興味がある人
- webマーケティング業界について詳しく知りたい人
- webマーケティング業界に未経験から転職したい人
本記事でわかること
- webマーケティングの仕事内容や働き方
- webマーケティング未経験の人が知っておくべきこと
- 未経験からwebマーケターになる方法
- webマーケティングの適性
Contents
webマーケターとは?webマーケティングの仕事内容や働き方
そもそもwebマーケティングって何をすることだと思いますか?
よく聞く言葉ではあるかもしれませんが、具体的に何のこと?と聞かれると意外に答えられないですよね。
ピータードラッカーは著書の中でマーケティングについてこのように書いています。
実のところ、販売とマーケティングは逆である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。もちろん何らかの販売は必要である。だが、マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。P.F.ドラッカー. [英和対訳] 決定版 ドラッカー名言集 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.278). Kindle 版.
要は、販売活動をしなくても顧客が自ずと欲しくなって自然に買ってしまうような「仕組み」をいかに作るかということを言っています。
マーケティングという言葉自体かなりフワフワしていて人によって定義もあいまいですが、個人的には物が売れる仕組みを作ってビジネスの成長につながる活動はすべてマーケティングだと思います。
とはいっても、この定義だと守備範囲があまりに広いです。
なので初めのうちはインターネットの力を使って、
- 効率的に自社のウェブサイトに人を集めること
- ウェブサイトで商品を発注・購入してもらうこと(会員登録や資料請求等も含む)
- 継続的に②の状態を起こすこと(リピーター、アクティブユーザーを増やす)
くらいに思っておけば大丈夫です。
どんなビジネスも売上をあげるための商品が存在していて、売上を上げることをゴールとしているケースがほとんどです。
スマホで好きなSNSや動画を見ながら、インターネットを介して興味のあるコンテンツを見つけて、そのまま商品を買ったり、アプリをインストールしたり、会員登録したりすることが当たり前なので、どのようなビジネスもwebマーケティングで成功しなかったら成長はキツイというわけです。
webマーケティングの力を使って、人を集めたり、商品を買ってもらったりするための具体的な方法として下記のような手法が存在します。
・SEO
・広告運用
・SNS運用
・UI・UXデザイン
・CRM施策
・メルマガ
・その他
ざっくり分けると、
- 自社のビジネスにマッチする人を効率よく集客する人
- ①で集まった人から最大限の売り上げに結び付ける人
という感じです。
かなり専門的に見えますが、私も未経験から何とかやってこれているので心配しなくて大丈夫です!
より具体的な仕事のイメージやwebマーケティングという仕事の今後の展望を知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。
-
【体験談】企業のWEBマーケティング担当の仕事内容
続きを見る
-
webマーケティング業界の将来性はどうなのか?|現役マーケターから見た業界の話(今後、年収、メリット)
続きを見る
webマーケ未経験の人が知っておくべきこと
webマーケティング業界は未経験の人にとっては、何をやっているかわかりにくい業界です。
ミスマッチを起こさないために、あらかじめ未経験の人がwebマーケティング業界について知っておくべきことについても述べておきます。
専門用語が多い
すでにお気づきかもしれませんが、この業界は異常に専門用語(横文字系)が多いです。
アルファベット3文字の言葉ってこんなにあるんだ・・・と最初は面食らうかもしれません。
なぜか略語が多く、しかもちゃんと理解していないと日常的に仕事で使うので最初は抵抗感があるかもしれません。
私も新卒で入社してすぐの時は専門用語を覚えるだけでも大変でしたが、webマーケティングの仕事をしていれば自ずと覚えていくので問題なしです。
変化が早く情報のキャッチアップが大変
webマーケティングは変化がとても早いです。
テクノロジーの進化で、新しい媒体が生み出されたり、新しい機能が生み出されたり・・
たとえば、Google検索で上位を取っていた記事がある日順位が暴落しているなんてこともあります。
Googleのアルゴリズムのアップデートが行われるたびに、webマーケターは翻弄されるなんてことはしばしばです。
どんなに凄腕のwebマーケターも情報のキャッチアップを常にしておかないと戦えないというのが現状です。
そのほかにも、webマーケティング業界の大変なことはありますが、魅力的な部分の方が多いです。
ここでは大変なことを一部抜粋しましたが、もっと知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。
-
【経験談】webマーケティング業界は大変?現役webマーケターが考える業界の魅力と大変さ
続きを見る
未経験からwebマーケターになる方法3つ
さてここから具体的に未経験からwebマーケターになる方法を紹介していきます。
webマーケティング業界に就職・転職して実務経験を積む
どの業界もそうかもしれませんが、webマーケティング業界も実践に勝るものなしです。
もちろん本を読んで勉強したり、動画で勉強したり、セミナーに行ってみたり、webマーケティングを学ぶ方法はたくさんありますが、実務経験の中で実際に広告を運用してみたり、記事を書いてみたり、手を動かしてみないとわからないことが多々あります。
また、webマーケティング職に就職・転職してしまえば、知識があるwebマーケターと一緒に仕事が出来てスキルを盗めるというのもかなり大きいです。
とにかく早く専門性をつけたいと思う方は、web業界に強いエージェントに登録して行動してみることを強くおすすめします。
エージェントに登録すること自体は無料でできますし、webマーケティング業界は未経験でも比較的受け口が広い業界なので挑戦する価値ありです。
おすすめの転職エージェント
・JACリクルートメント
ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェント。
非公開求人を多数有していて、業界に精通した550名のプロのエージェントがサポート。
・プロの転職
広告・IT/Web業界への転職支援に強みを 持っているのが特徴の転職エージェント。
スタートアップやベンチャーの案件も多数保有。
マンツーマンで入社までの手厚いフォローあり。
・マイナビエージェント
関東エリアの求人を網羅!東京・神奈川・埼玉・千葉における優良企業の求人が豊富。
20~30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプを持つ。
応募書類の準備から面接対策まで、親身になってくれる転職エージェント。
・リクルートエージェント
求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1。
転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人から最適な求人を紹介。
職務経歴書や面接のアドバイスだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業に求職者の強みをアピールしてくれるエージェント。
未経験でwebマーケティング業界に本当に転職できるのか不安な方が多いかと思いますが、多職種での実績をアピールできれば十分にチャンスはあるかと思います。
webマーケティング業界で必要なスキルは、企画力・提案力・論理的思考力などで、他の職種で必要なスキルと被る部分は結構あります。結局は汎用的なビジネススキルが最も重要なので、これまでご自身が行ってきた仕事を振り返りながら落ち着いて転職活動を進めればチャンスは大いにあります。
web業界に就職・転職してwebマーケティング職に社内異動する
直接webマーケティング職のポジションから入るのではなく、社内のweb系の担当部署に入ってそこからwebマーケティング職に異動するというパターンもあります。
web関連の仕事をやる部署だけど、そこまで専門性や自走力を求められない部署からうまく入り込んでいく方法です。
ただこのパターンの場合は積極的に手を挙げていかないとwebマーケティング職の仕事ができるようにはならないので、まずは自分の仕事のクオリティを上げて成果を出してから徐々にwebマーケティング関連の仕事をやらせてもらえないか交渉していくイメージです。
入口は比較的入りやすいですが、その後も継続して攻めの姿勢を保っていく必要があります。
個人でwebサービスやブログを運用する
webマーケティングは実践に勝るものなしと言いましたが、実践という観点では個人でwebサービスやブログなどを立ち上げて運営していく方法があります。
完全未経験の場合、最初は少しハードルが高いようにも思いますが身銭を切って運営していくことで(とはいえ費用はそこまでかかりません)、学習効率もかなり高まります。
具体的には、webライティング、コンテンツマーケティングなどをはじめ、UIデザイン、WordPressの使い方、アフィリエイトの仕組み、Googleアナリティクスでの分析、CVR改善、などさまざまな仮説検証が行えます。
また、自費で少額を広告費として充てれば、広告による集客も学ぶことができます。
webマーケティング職にいきなり転職する前に1ステップ踏んで自分で勉強したいという方はこちらの方法もおすすめです。
また継続して自分のウェブサイトから収益を生むことに成功すれば、それ自体が転職市場において強い実績になります。
一方で、自分で立ち上げたサイトを収益化するためにはそれなりに勉強と忍耐が必要になるので、黙々と作業をすることが苦にならない人、そもそも作業時間が取れる人、webマーケティングスキルを身に着けたいという強い想いがある人以外はおすすめしません。
webマーケティングは独学可能だが、未経験なら早く実践を積むべき
いきなりwebマーケターへの転職はハードルが高い・・という方はまず実務経験を積まないで勉強すしてみるのもありです。(ただやはり実践が最も効果的です)
具体的には書籍を読んだり、動画学習サービスを使ったりという方法があります。
体系的に学びたい人にとっては本を読むことも大切ですが、頭でっかちになりすぎないようにある程度の知識がついたら即行動してみることをおすすめします。
webマーケ業界に転職せずに独学で学んでいく方法やコツについてはこちらの記事をどうぞ。
独学前に必ず注意しておくべきことなどをまとめています。(注意しないで始めると独学にかなり長い年月を費やすことになります)
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webマーケティングを独学したい人|初心者でも実践できる方法
続きを見る
webマーケターに向いてる人の特徴
未経験から転職する場合、そもそもwebマーケティングの適性が自分にあるのかはとても気になるところだと思います。
実際に現役でwebマーケティングの仕事をしている私から見て、webマーケティング職に向いている人の特徴をいくつか挙げてみました。
webマーケに向いてる人の特徴
・データ分析が好きな人
・学習意欲の高い人
・数字に強い人
・論理的に考えることができる人
・自分の意見や考えを発信できる人
・マルチタスクが出来る人
・成果を出したいという思いが強い人
・トレンドを追うことが苦にならない人
未経験の方は想像しにくいかもしれませんが、webマーケティング職は数値分析や調査など意外と泥臭い仕事があったり、多方面とコミュニケーションを取る回数が多かったり、情報収集が大事だったりします。
ただ個人的に思いついた要素は上記ですが、これら全てがないとwebマーケティング職が務まらないというわけではありません。
webマーケティング業界の理解を深めるための参考にしていただければと思います。
webマーケティング転職に強いエージェント
大事なことなので強調します。
webマーケターになる最短の方法は実践です。
未経験だと不安もあるかとは思いますが、エージェントに登録すること自体は無料でできますし、webマーケティング業界は未経験でも比較的受け口が広い業界なので挑戦する価値があるので、まずはエージェントに相談してみましょう。
おすすめの転職エージェント
・JACリクルートメント
ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェント。
非公開求人を多数有していて、業界に精通した550名のプロのエージェントがサポート。
・プロの転職
広告・IT/Web業界への転職支援に強みを 持っているのが特徴の転職エージェント。
スタートアップやベンチャーの案件も多数保有。
マンツーマンで入社までの手厚いフォローあり。
・マイナビエージェント
関東エリアの求人を網羅!東京・神奈川・埼玉・千葉における優良企業の求人が豊富。
20~30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプを持つ。
応募書類の準備から面接対策まで、親身になってくれる転職エージェント。
・リクルートエージェント
求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1。
転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人から最適な求人を紹介。
職務経歴書や面接のアドバイスだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業に求職者の強みをアピールしてくれるエージェント。
未経験でwebマーケティング業界に本当に転職できるのか不安な方が多いかと思いますが、多職種での実績をアピールできれば十分にチャンスはあるかと思います。
webマーケティング業界で必要なスキルは、企画力・提案力・論理的思考力などで、他の職種で必要なスキルと被る部分は結構あります。結局は汎用的なビジネススキルが最も重要なので、これまでご自身が行ってきた仕事を振り返りながら落ち着いて転職活動を進めればチャンスは大いにあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は未経験からwebマーケターになる方法を3つお伝えしました。
実践が一番の近道なので、もしwebマーケティングの仕事に興味をもっていただけたらなるべく早く行動にうつるのが得策です。
ぜひ参考にしてみてください。