転職サイトに登録したらエージェントから「一度お会いしませんか?」と連絡がきたけど、エージェントって実際どうなの??
転職でエージェントを使った方がいいのかどうなのかわからないという方向けに、本記事では転職エージェントのうまい使い方についてまとめます。
- そもそも転職エージェントって何?
- どういう流れで内定までいくの?
- 転職エージェントは使った方がいいの?
- どうすれば良い付き合い方ができるの?
このあたりについてまとめます。
私も転職活動を通して、複数のエージェントと会いました。
最初に会ったエージェントは初めて会った時に、
いきなり何通も求人を送りつけてきてひたすらエントリーを促されました。
転職初心者だった私は違和感を感じ、「これはまずい」と思って、
まずは転職ってそもそもどんな市場なんだろうということを調べました。
そこらへんに関しては別の記事でもまとめているので、
よかったら参考にしてみてください。
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Contents
【書評】転職者必見、「転職の思考法」から学ぶ
ちなみに色々調べる時に読んだ本はこちらです。
初めて転職する人、転職市場についてもっと深く知りたい人にはめちゃくちゃおすすめです!
転職エージェントって何??
要は企業と求職者をつなぐ代理人です。
各エージェントはいくつかの企業とつながりを持っています。
相談に来た求職者を提携している企業に斡旋できたら企業からお金がもらえるといった構造です。
もちろんほとんどの会社は自社サイトで採用ページを用意しているのでエージェントを介さずに応募することは可能です。
ですが、自分の就きたい仕事や重要視する条件などを踏まえると、どの企業のどのポジションが自分に合っているのかを選択するのは結構難しかったりします。
そこで多くの人が転職市場に詳しいエージェントを利用します。
ただここで気をつけてほしいことは、まずはあなた自身が転職の軸を持っていないとエージェントもお手上げだと言うことです。
「特にやりたいことはないけど今の会社辞めたいしどこか紹介してください」みたいな状態だと、エージェントも困ってしまうので自分の中でしっかり軸を持って転職活動は行いましょう。
転職エージェントを使った転職活動の流れ
転職エージェントを使って転職活動をする場合ざっくり↓な感じです。
- 転職エージェントを選ぶ
- 転職エージェントに登録
- エージェントと面談する
- 求人を紹介してもらう
- 履歴書と職務経歴書の作成
- 書類選考、面接の日程調整
- 応募した企業毎に面接
- 内定
普通はだいたいこんな感じの流れです。
この流れでいくつか把握しておくべきことがあるのでステップ別にお伝えしていきます。
複数の転職エージェントに登録しよう
転職エージェントは世の中にたくさんあります。
規模の大小、業界特化型、総合型、色々な種類があります。
エージェントによっては、コネクションのある企業の数が変わってきます。
大きい規模の会社にはそれだけたくさんの求人があります。
中規模でも業界特化型であれば、特定の業界にはかなり精通しているケースもあります。
1つの小規模エージェントにだけ登録しているだけだと紹介される求人案件数も少なくなります。
より多くの求人紹介を受けるにはどうすればよいかを考えたうえで場合によっては複数のエージェントに登録するのもアリです。
面談時に自分の考えを細かく伝え切る
登録したら一度エージェントと面談して転職の方向性を話し合います。
この時にしっかり自分の軸、希望条件などを明確に伝えておくことが大事です。
ここがぼんやりしていると紹介される求人もぼんやりしてしまいます。
- 希望する仕事内容(業界・職種)
- 希望勤務地
- 希望年収
ここらへんはしっかり固めておきましょう。
それに加えて、下記も語れることが望ましいです。
- 転職先で何を実現したいのか
- 理想のキャリアビジョン
要件はなるべく細かくしましょう。
でないとエージェントも求人を絞りきれないので結果としてミスマッチが起こってしまいます。
せっかく転職するのですから自分の理想を叶えたいですよね。
そのためには自分自身でしっかり事前準備が必要なので、ここはしっかり力を入れましょう。
求人紹介の質と量でエージェントは変えた方がいいケースがある
面談が終わると転職エージェントから求人案件が送られてきます。
ここでしっかり目を通し、自分の希望と合っているのかを確認しましょう。
紹介されたからといって応募しないといけないわけではありません。
ちょっと違うなと思ったら断りましょう。
できれば何が違うのか、もっとこうしてほしいという要望を先方に伝えて別の求人を紹介してもらいましょう。
ただこのように希望を返しても依然として全然ミスマッチな求人しか出てこない場合があります。
その場合は、
- エージェントが持つ案件数が少ない
- エージェントの質が悪い
のいずれかだと思います。
1つの転職エージェント企業の中でも、担当者間で質にばらつきが出る場合は普通にあります。
なのでこういったケースでは担当者を願い出るか、それが気まずいなら思い切って会社を変えてしまうというのも一つの選択です。
転職エージェントを使うメリット
せっかく転職エージェントを使って活動を行うので、メリットを最大限に享受しましょう。
転職市場のプロならではの知見を存分に貸してもらうことをおすすめします。
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 過去の面接内容の共有
- 給与交渉
ざっくり思い浮かぶのはここらへんです。
面接対策や書類の添削などは一人で進めないことをおすすめします。
エージェントを使わない場合でも、友人や知人に協力してもらったりした方がクオリティは担保できます。
エージェントを使っている場合はここは惜しまずに協力を願い出ましょう。
ただ、質の悪い転職エージェントの場合ここらへんのケアに協力してくれないケースがあります。
そこらへんについては別記事でまとめているので参考にしてみてください。
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【実体験】転職エージェントの選び方|仕組み、見極めポイントについてお伝えします!
まとめ
いかがでしたか?
今回は転職エージェントのうまい使い方についてまとめました。
初めて転職活動をするとなると右も左もわからずに転職エージェントに言われるがままになってしまうケースが多々あるかと思います。
転職活動を成功させるためには下記を意識することが大事です。
おさらい
- あくまで転職は自分次第
- エージェント活かすのも自分次第
- エージェントに頼りすぎない
- 面接対策に協力してもらう
- ケアが薄いエージェントは変える
- 求人が少ないエージェントは変える
転職は大事なイベントです。
一時的な情に振り回されて無駄にしてしまうのはもったいないです。
優しすぎると言われる人ほどクールに合理的にエージェントと付き合う意識をしましょう!